8.01.2011

カオパンサー


気がついたら8月。

先月の満月は、15日。アサラハブーチャ(三宝節)、お釈迦様が最初の説教を行い、最初の子弟ができたのだとか。
その日は、前日からタンブンの捧げものの料理や、ものや、お花が市場に並んで、人もたくさんでした。
今年は、おばぁちゃんが亡くなって、早3年。

わたし、はじめてこの日、お寺へタンブンへいきました。
わたしの宗教は、カトリック。かくれキリシタンの血をひいているにもかかわらず
すっかり仏教徒になってしまいました。

まぁいいんです。信仰はやっぱりひとつ。そんな気がするのです。だって教えていることはおんなじなんですよ。

ということでいつもお母さんがいっていた、近くのお寺へ。

なんだかきもちいい。
なんだろうこのかんじは。



その翌日は、カオパンサーと言って、入安居の日。十六夜の日です。この日から出安居の日までの約3ヶ月の間、僧は仏教の修行に専念するため寺にこもるのだそうです。かつて、僧が雨季に外出して百姓が植えた稲を踏んでしまわないように寺に篭もったのが始まりなのだとか。。。



なんて美しいんだろうか。

どんなことが、どうしてとかそういう問題ではなくて

ただただひろがっていました。ここに。

そして、またこの日は、大きなろうそくの山車を寺社に奉納するのだとか。この習慣から、現代では様々な彫刻を施したロウソクの山車や踊りのパレードが見られる「ろうそく祭り」が行われているそうです。

ろうそく祭りも見てみたいなぁ。


 

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